身体全体の健康とパフォーマンスのための「お口のメンテナンス」

みなさん、最近歯医者さんへ検診に行っていますか?

「忙しくてつい後回しに…」という方も多いかもしれませんが、実は私は2~3ヶ月に1回のペースで通うようにしています。
実は私自身、以前は「治療が終わって虫歯がないなら、もう歯医者に行く必要はない」と思い込んでいたんです。
ですが、栄養学や生化学を深く学んでいくうちに、その考えが少し危ういものだったと気づかされました。
なぜなら、歯の健康は、身体全体の健康、さらには「身体能力のパフォーマンス」とも驚くほど密接につながっているからです。
特に気をつけたいのが「歯周病」です。自覚症状が少ないので「自分は大丈夫」と思いがちですが、実は30代以上の約3人に2人が何らかのサインを抱えていると言われています。

もし歯周病を放置してしまうと、菌が歯ぐきの血管から体内に入り込み、血液に乗って全身を巡ってしまいます。これによって引き起こされる「慢性的な炎症」は、糖尿病の悪化や、心筋梗塞・脳梗塞のリスクを高めるだけでなく、アスリートにとっても「最大の隠れた敵」となります。

そして実は、スポーツをされる方にとっても歯のケアは「命」です。 アスリートは激しいトレーニングによる「口呼吸での乾燥」や、エネルギー補給のための「スポーツドリンク(糖分・酸)」の摂取が多く、一般の方よりも歯のトラブルが起きやすい環境にあります。

もし歯周病による炎症が体内で続くと、以下のようなリスクを招きます。
◎筋力・スタミナの低下: 免疫システムが炎症への対処に追われ、本来筋肉の修復に使われるべきリソースが浪費されてしまいます。
◎怪我のリスクと回復: 炎症物質が血管を通じて関節や腱に影響し、怪我が治りにくくなる原因にもなります。
◎パワーの伝達: 歯を支える土台が弱ると、踏ん張り時の「食いしばり」が効かず、本来の力を100%発揮できなくなります。

トップアスリートの歯科検診は「勝てる身体」を維持し、勝負に直結するコンディションを作るためでもあるんですよ。
せっかく普段の食事やトレーニングに気を使っていても、お口の中から炎症の火種がばら撒かれていたら、その努力が半減してしまうなんて本当にもったいないですよね。

だからこそ、日々の丁寧なケアが大切です。私は最近、「内側と外側のダブルケア」を実践しています。
まずお口の内側は、「口腔洗浄機(ウォーターピック)」。
歯間の汚れが弾き飛ばされる感覚が本当にスッキリして、一度使うともう手放せません!

そして外側からは、「アロマのヘッドマッサージ」! 無意識の食いしばりは、お口周りだけでなく頭や首の筋肉までガチガチにしてしまいます。好きな香りでリラックスしながらほぐしてあげると、緊張がふっと抜けて、質の良い睡眠やパフォーマンスの向上にもつながるので、本当におすすめです。

「痛くなってから治す」のではなく、「ずっと健康で、最高の自分を維持するために予防する」。
 そんな素敵な習慣を、一緒に広めていけたら嬉しいです。
まずは次のお休みに、検診の予約を入れてみませんか?

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